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生命保険「原価」わかります【12月4日 日経新聞朝刊より】 [生命保険]

 最近サボりがちなBlogだが、このニュースだけは取り上げておきたい。12月4日の日経朝刊4面の囲み記事。

「生命保険の『原価』わかります」


 何度かブログで取り上げたライフネット生命だが、ついに「純保険料」と「付加保険料」の公開に踏み切った。純保険料とは純粋に保険金の支払いに利用される原資で、付加保険料とは生命保険会社が手数料として受け取っている金額のことで、日本の生命保険会社は今までこの金額を最高機密扱いとしてひた隠ししており、流出的な場合を除きこの金額を一般の人が知ることが出来なかった。

 なぜ保険会社がこの金額をひた隠しにするのか?それは一般の人が考えているより保険会社が経費として受け取っている金額の割合が大きく(保険種類や会社にもよるが3割から5割くらいといわれている)、この金額を知ってしまったら保険加入者が減ってしまうと保険会社が考えているからだ。

 たしかに、消費者があるメーカーの商品を購入する場合一般的に商品の金額のうち製造原価とメーカー粗利を知ることは出来ない。だとすれば保険会社もこれに習ってもいいように思えるかもしれない。

 しかし保険は金融商品であり加工製品ではない。金融商品とは「お金」というものを、違う形に変えて運用したりリスクヘッジに利用するものだ。お金を違う形にするためには誰かに変換してもらう必要があり、変換してもらう相手に手数料を払うのは当然だし、自分のためのお金がいくら残るのかを知るのは利用者の権利だと思っている。
 銀行、証券会社、保険会社といった金融機関は多くの金融商品を扱っているが、この手数料をひた隠しているのは生命保険会社だけだ。しかも問題なのは同業他社が比較検討がしにくい複雑な商品構成をわざととっている上に、手数料がかなり暴利な点だ。

 私はライフネット生命のセミナーのアンケート用紙や、岩瀬副社長のブログにコメントに書いたりしてこの会社に純保険料と付加保険料の公開を依頼してきたのだが、ついにこの会社は「純保険料」と「付加保険料」の公開をやってのけた。

 ライフネット生命の社内にもいろいろな意見があるのかもしれないが断言してもかまわない。この方向性は絶対に正しい。少なくともそう信じる人がここに一人いるという事を出口社長以下社員の方々に知ってもらいたい。

 ただ懸念があるとすれば、多くの消費者にこの方向性を理解、認知してもらう前にライフネット生命の資金が尽きてしまわないかといった点だ。「投資は人より半歩前にしなければならない」早すぎる風雲児は方向性が正しくても生き残れない可能性があるからだ。

 さあ、準備はととのった。後はシンプルな保険商品をいくつかそろてより強力な会社になってもらいたい。次はモラルリスクが少ない診断給付型の商品の開発を是非行っていただきたい。こういった商品の認知度が低いことは問題だと思うが、可能であればガンや特定疾病といった狭い範囲ではなく、もっと広い範囲の商品を希望する。

 もし、日本の生命保険が変わるとしたら是非このニュースを起点として変わってもらいたい。この小さな囲み記事は、日本の生命保険業界における大きな変化の最初の一歩であると信じている。

 実は、この会社への転職を考えたこともあったのだがすでに私のキャリアと重なる人材はすでに集まったようだ。ちょっと残念だったが、これからの発展を一個人として是非とも応援していきたい。

Simple is best.
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butineko
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生命保険で回避できないリスクについて [生命保険]

 先日の生命保険で回避できるリスクについてに続き、このエントリーでは回避できないリスクについて書きます。まずは前のエントリーのおさらいで回避できるリスクについてです。

・死亡リスク
・病気やケガに対するリスク
・生存リスク(長生きリスク)

 保険では上記の経済的リスクについて回避が可能と書きました。では回避できないリスクにはどんなものがあるでしょう?

・病気や怪我による痛みや苦しみ
・身体的な不都合
・悲しみ

 上記のようなものは生命保険では回避できない典型的なものです。自分や家族が怪我や病気になったり亡くなられた時にお金がなければ困るような状況は当然考えられますが、必要以上にお金をもらったところで痛みや悲しみがなくなるわけではありません。

 それ以外に経済的な面でも回避しがたいリスクがあります。例えば、「高度障害」に該当せず入院が伴わない長期療養が必要な病気の場合、一般的な定期保険/終身保険/医療保険ではどれも保険金がおりません。

 また一般的な医療保険(入院保障)では、1入院あたりの最大入院日数は60日~1095日(約3年)程度までの商品が多くそれ以上の入院期間になってしまった場合は給付がおりません。また入退院を繰り返した場合でもトータルで1095日以上の場合(365日以内だったり730日以内など商品によって異なる)は給付が下りない商品が大半だと思います。
 ただ、入退院を繰り返した場合はともかく1度で3年以上の入院が必要なケースは非常にまれです。平成16年の厚生省の調査によると病院での平均在院日数は36.3日で約9割のケースが540日(約1年半)以下となっています。
 超長期の入院など「本当に困ったときに役に立たない」という考え方もできますが、みんなで出し合った保険を分け合うのですから、「一部の人に給付が偏らないようにして全体の負担額を減らす為」と考えることもでき、この点をもって商品や保険会社の良し悪しを判断することはできません。

 上であげたのはほんの一例ですが、ここで理解していただきたいのはどれだけ保険に加入しても「決してすべてのリスクが回避できるわけではなない」という事実です。お金をだせば非常にまれなケースにも備えることは可能かもしれませんが、経済的なリスクだけをとってもすべてのリスクを回避することはできないのです。

 ですから、保険屋さんが「こうなったら困りますよね」とか「こんなときでも対応可能なんです」など、非常にまれな例をとりあげて高額な保障や保険を勧誘されたとしても、決して言われるがままに契約を結んではいけません。

 そもそも最初からすべてのリスクに対応することはできないと知った上で、どこまで費用負担を行い、どの程度までのリスクを回避するのかというのを自分で決める必要があるのです。情報が限られている一般の消費者がこういった判断を行うのは非常に難しいことだと思います。しかし、私は言われるがままに契約して悔しい思いをするより、たとえ誤っても自分で選択することのほうが重要なのではないかと考えます。
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butineko
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生命保険のエントリーの目的について [生命保険]

私が生命保険関連のエントリーを書くのは以下の目的を持っています。

  1.既存の生命保険会社にオープンになってもらいたい
  2.銀行や証券会社の金融商品のように容易に比較できるような環境をつくりたい
  3.保険のことをあまり知らない人に保険とはどういうものか知ってもらいたい
  4.適切な保険の加入を促し、家計の無駄な出費を抑制してもらいたい

 目的の一番上に上げたように、私は既存の保険会社の商品構成、情報提供、売り方や会社の方針などについていろいろと改善してもらいたいと思っています。業界の流れとしてすこしづつ改善しているように見える部分もありますが、全体としてはまままだ改善をお願いしたいと思っています。

 次に商品の比較検討の容易さについてですが、例えば家電製品を購入する場合、まず類似商品を比較した上で商品を決め、その商品の販売価格をお店ごとに比較することが容易にできます。保険商品は商品の比較がしにくい上に、同じ商品を販売手数料の安い店で買うことはまずできません。

 3.と4.の内容の目指すところは同じです。個人向けの生命保険は全体として過剰に加入していらっしゃる方がまだまだ多いと感じています。過剰な保障を購入することがことが悪いとは言いませんが、本当に必要な保障は得られているのか、また無駄な保障を削ってレジャーなど有意義なことに使うことができればより充実した人生が送れるのではないかと思っています。


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生保関連エントリーを読んでもらいたい人たち [生命保険]

 私の生命保険関連のエントリーを読んでもらいたい人たちについて書きます。

私は生命保険関連の一連のエントリーを以下の方々を対象として書こうと思っています。
 1.個人で保障を必要としている(既に保険に加入している、もしくは加入を考えている)方々
 2.生命保険会社や関連業界で仕事をされている方々

 おそらく日本では成人のかなり割合が「1.」に該当するものと思われます。ここで言いたいのは大半のひとが対象であるということではなく、あくまで最悪のケースに備える為に保険加入をしている方々に読んでもらいたいということです。
 保険には人生のリスクヘッジのという利用方法のほかに、節税対策や第3者の生死によってお金がもらえたりするといった使い方も可能です。ですがこういった使い方をされたい方にこのエントリーを読んでいただいてもあまり役に立つ情報はないと思います。

 2.については目的のところでも記載しますが、生命保険会社や業界全体に対してのメッセージを含めたいと思っています。ですから生命保険会社の方はもちろん代理店など販売を担当されている方々にも読んでいただきたいと思っています。

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生命保険で回避できるリスクについて [生命保険]

 保険に関して私の意見をいろいろと書いていきたいと思いますが、まずは生命保険でカバー可能なリスクについての説明です。生命保険で回避できるリスクは以下の3つだけです。

 ・死亡リスク
   誰かが死んでしまった場合に経済的に困らないようにする。
 ・病気やケガに対するリスク
   誰かが病気やケガをしてしまった場合に経済的に困らないようにする。
 ・生存リスク
   予想(平均)以上に長生きしてしまった場合に経済的に困らないようにする。

 そう、たったこれだけしかないんです。

 たった3つのリスクをカバーするために大手の保険会社はものすごい量の商品を供給しています。しかも「いろいろな保険をくっつけると割安になりますよ」といううたい文句で(ひどい場合はろくに説明もせずに)保障(特約)をセットで販売し、無限にも思えるような組み合わせの商品を提供しているのです。

 さらに生存リスクというのは、おおむね貯蓄や投資といったお金の使い方によってまかなうことが可能なものです。はたして生存リスクの回避する商品を保険会社で購入する必要があるのか?こういった疑問にもおいおい答えていきたいと思っています。

 保険を賭け事のように使うのはやめましょう。3つのリスクでカバーできるのは「経済的な痛み」だけです。賭けに勝って保険会社から保険金を得ることができたとしても、決してあなたの痛みや悲しみを回避することはできません。

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butineko
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生命保険とは [生命保険]

 
生命保険は保険であるべきである

 日本の生命保険会社の大半はこのルールに反した商品を売っている。これがただでさえ複雑な生命保険というものをより複雑にし、多くの消費者が何を買っているのか理解しないまま年間45兆円もの保険料を払っているのが現状である。

では保険とはなにか?

保険とはリスクヘッジの為の道具に過ぎない

 あなたが加入している保険証書を見てみよう。あなたはどんなリスクに対してその保険に加入しているかご存知だろうか?巧みに心理をついて保険という名のついた賭け事をさせられたり、ヘッジする必要のないリスクに大事なお金を払ったりしていないだろうか?保険会社が商品を複雑にするのは、消費者を煙に巻いてお金を払わせようとしているからです。すこしづつになると思うが、保険について私の意見を書いていきたいと思う。

今日の最後は私の信条であるこの言葉にします。

Simple is best!

シンプルなものがいくつかあれば、複雑なものなんてきっとなくせる

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ライフネット生命のセミナーに参加しました [生命保険]


 先日の丸レクのandoroidセミナーには外れたが、今回ライフネット生命のセミナーには何とか抽選を潜り抜け参加することができた。(なんと1日で100人集まったらしい)ちなみに今日(正確には昨日)から始まる第2回のandoroidセミナーにも参加できることにり、どうやら先週はHitWeekだったようだ。

 いったいこのセミナーの目的はなんだったのかよくわからなかったのだが(わからずに参加するほうもするほうだが)、わかりやすく言えば岩瀬副社長のBlogOFF会&会社の知名度向上のためにいろいろなことを考えた結果といったところのようだ。

 出席者側のメリットとしては社長/副社長の顔が見えて考えていることが少しわかったのは良かったのだが、ゆっくり話し合えるような時間が取れるわけもなく質問や言いたいことが数多くあったのでちょっと残念。積極的な参加者が多く、ベンチャー指向が高い人/就職希望の人/証券会社の人/同業他社の人/生命保険を検討している人/すでに加入した人(なんとまだ一人!)などなどいろいろな人たちが集まっており、QAの時間もみんな積極的でなかなか濃い受講者であった。

 出口社長は思ったとおりの人で、物腰は柔らかいが意欲があり仕事が先で市場はたまたまあったといった印象が残った。岩瀬副社長も思ったとおりの人で、ビジネスのためにMBAを取得した上で成功する市場を探し、そして生保に行き当たったというような感じだ。上場を目指すとのことだったのでぜひとも成功してもらいたいと思う。

 とりあえず、社是(マニフェスト)紹介(ここ大事)
  • 正直に
  • わかりやすく
  • 安く
  • 手軽で便利に

 詳しくはライフネットの生命保険マニフェストにあるがこれは好感が持てる。岩瀬副社長の言葉にも「社会的に意味のある事をやっている」というのがあったのだが、個人的にはこういった仕事をしたいと常々思う。昔、クライアントに対して背信的な仕事を強要されたことがあったが当然気持ちのいいものではない。できることならこういう仕事は拒否したかった(というかその会社辞めちゃったんだから拒否したのかな)。やるからには「こんなにいい物なので使ってよ」と自信をもって人に薦められるような商品(サービス)作りに携わっていきたいものです。

 実はIT系のナイトセミナーのようにセミナー後に懇親会があるものだと思い込んでいて、その場で少し話せたり質問ができたらいいなと思っていたのだが勝手な思い込みだったようだ。だが、あの会場の参加者で懇親会を開こうものならそのまま全員参加しそうな勢いだったのでなくて正解だったのだと思う。

 いろいろ生命保険についてしゃべりたかった事はBlogを通じて書いていく事にしようとおもう。
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butineko
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